一般葬儀では、葬儀の準備や大勢の会葬者の対応に追われ、故人とのお別れの時間を充分に取ることが難しくなってしまいます。また、ご家族を失った悲 しみに加え、慣れないことばかりで心身のご負担も大きくなります。葬儀の費用も、一般葬儀では会葬者の人数を考慮して大きな会場を選んだり、祭壇も豪華な ものを用意したりする必要があるため、経済的な負担も増すことでしょう。
一方、家族葬なら小規模でアットホームなお葬式が行えます。気心が知れたご家族やご親族、ごく親しいご友人のみで行うので、ゆっくりとお別れの時間 を過ごせ、心のこもったお見送りができるのです。また、葬儀費用の大幅な削減も可能です。お料理や返礼品などのおもてなしの費用もほとんどかからず、大き な斎場・豪華な祭壇も必要ありませんので、その分トータルの費用を抑えることができます。
お香典の辞退
・一般葬儀との形式的な違い
ご家族やご親族、ごく親しいご友人のみの葬儀ですので、お香典を辞退されるケースが多くなります。
・会葬礼状なし
会葬者も少なく、身内がほとんどということもあり、作らないことが多いようです。
・通夜供養・葬儀供養なし
会葬者も少ないため、用意されないケースが多いようです。
・指差し看板を出さない
会場設営においても、指差し看板（式場までの道順指示看板のこと）を出さないケースが多くなります。そのかわりに事前に電話やメールなどで道案内が必要になります。
・葬儀スタイルが自由
通常の祭壇での棺の配置にしばられず、棺の周りに椅子を配置して故人を取り囲んでお葬式を行うなど、故人やご遺族のご希望で葬儀のスタイルが自由に選べます。
